こんにちは。
心ならずも、ブログを夏休みしてしまいました!
先日亡くなられたピアニストの中村紘子さん。
この夏は追悼番組がいくつか放送されていましたね。
番組の中での公開レッスンで、
中学生くらいの男の子が中村紘子さんのレッスンを受けていました。
曲はショパンのバラード第1番。
最後のあたりの速い和音の動きが右手に出てくるところで
生徒さんが弾くのを中村紘子さんが止められました。
「あなたね、そこのところ、右手はゲームセンターにある、
クレーンで景品を取るゲームのクレーンみたいに掴むのよ。
私はゲームセンターには行かないけどね。」
とおっしゃいました。
ちょっとびっくり!
実は私も以前、和音をつかむことを説明するときに
クレーンゲームを例えに使ったことがあったのです。
ゲームを例えに使うことに、
多少なりとも躊躇があったけれど
偶然、中村紘子さんのお墨付きをもらったようで
なんだか嬉しくなってしまいました!
ご冥福をお祈りします。