「娘とピアノと私」

少し前の朝日新聞のひととき欄に

「娘とピアノと私」という投稿がありました。

現在大学生の娘さんを持つお母様。

お嬢さんは幼少期、ピアノを習っていたが

お母様のあまりの怖さに

「辞めたい」と言えなかった。

そのことに気づいてあげられなかったことを

最近の日常の一コマの中に

投影させている投稿でした。

 

まだ自分のはっきりとした意識もないうちに

習い始めることが多いピアノ。

どうしても、お母様の意向が深く関わっています。

つい自分のことのように熱くなりすぎることも

あるかもしれません。

 

本来なら新しい曲との出会いや

できなかったことができた時の喜びが

練習を続ける原動力になるはずです。

でも無理強いが

音に向き合う気持ちを挫いてしまうこともしばしば。

「こうしたら上手く行く!」という

方程式はないようです。